はじめに
本記事では、少しキツイ言い方をする場面がある。
そのためある意味では、本記事はタイトルの格ゲーに対してネガティブな心情を持ち苦しい人に対してトドメになるかもしれない記事になる。
一応前提として書くが、本記事を書く管理人の格ゲースペックは「マスター初タッチまで750時間」「クラシック移行+レバレス移行でダイヤ5勝率70%が勝率50%以下に」という天才どころか凡夫以下かもしれないスペックになっている。
他ゲーのヴァロラント、OW、LoLではOWのプラチナが最高で他は基本ブロシルと決してゲーム全般が得意どころか不得意な人間だという事も認識していただきたい。
だが、その分人より伸び悩んだ時期やスタックした時期についての明確な答えは持ち合わせている。
この記事を見て辛い部分もあるかもしれないが、是非とも格ゲーを通してゲームが上手くなる楽しさを味わってほしいため書かさせていただいた。
何故ゲームが苦しいのか?
私は多くの友人に格ゲーを勧めてみたが、多くの友人が以下のような発言をした。
・格ゲーは難しい
・相手の技が強すぎるし何をされているか分からない
・自分がやっていたゲームの方が分かりやすい
・モチベが無いからwまた今度ねw
これらの発言を客観的に見れば言っている事は以下の一言だ。
・勝てないからつまらない
5人に勧めて全員が同じような言葉を口走り辞める理由探しに邁進してやめていった。
全員には「読み合いが楽しい」「魅力的なキャラがいる」「強くなれるゲームで楽しい」という3点を提示して、全員が納得して前向きな姿勢だったのにも関わらずコレなのだ。
恐らく貴方は、下記の何れかを思いながら格ゲーをやっているのではないか?
・自分の方が難しいor偉い事をしているのに荒しなんて卑怯だ
・モダンだけ楽でズルい
・くだらない事ばかりされて楽しくない
・他のゲームだと上手いのに何故自分がこんなに…
・配信者はあんなにすぐマスターに行けるのに…
・友達や知人はあんなに上手いのにどうして自分だけ…
恐らくだが上記のどれかには当てはまるだろう。
これらには決定的な共通事項があるのが分かるだろうか?
それは、全ての考えが相手ありきの物になっている点だ。
「対戦相手にくだらない事される!」「モダンだけ楽でズルい!」というのは、相手に負けた事の理由探しではなく自分の保身のために相手を批判しているだけだ。
「他のゲームで上手いのに!」「配信者や知人が上手いのに!」というのも、自分を相手と比べて勝手に落ち込んでいるだけにすぎない。
大変申し訳ないのだが…次の項目で人によってはかなり厳しい言葉をかける事になるだろう。
これ以上キツイ言葉を見たくないという人は見ないでブラウザバックを推奨する。
それでも上手くなりたい、格ゲーを楽しめるようになりたい!という方は読了を推奨させていただく。
格ゲーを上手くなるには?
現在格ゲーで落ち込んでいるという事は、純粋に上手くなりすぎて飽きたという意外に決定的な要素が欠けている事が多い。
これを書いている管理人は、Mルークでプラチナ2で半年スタックし、モダンDJに至っては3か月やってゴールド1止まりだった。
だがこれから書く事に気づく事ができて、5か月程度でシルバー3だったMケンでマスターに行けた。
根性論ではないが、多少の根性論が入る事はお許しいただいて下記が上手くなれた意識だ。
・自分がどうしようもないくらいゲームが下手な人間だと自覚する
・一部ゲームが上手かったのは偶然で本来の地力は限りなく低いと自覚する
・ゲームの面白さの本質は結果だけではないと認識する
この3点だ。
自分が下手なのは知ってるよ!という方もいるだろう。
だが、下手=辛いというのは必ずしも当てはまる訳ではない。
貴方が辛い原因の本質は恐らく下記の何れかだ。
・成長しない自分に気づきながらも目を背ける
・キャラパワーで今まで誤魔化してきた基礎力の低さ
・自分にはできないと成長を放棄
・1歩ずつ上手くなるという事の大事さに気づけない
・試合に行くだけで肝心の成長部分に挑戦しない
・勝ち負けで増減するポイントに操られている
恐らく上記の6つの内のどれかに当てはまるはずだ。
プロゲーマーのウメハラが言うように「1日1つ強くなる」これが出来るだけで確実に上手くなるのだ。
だが、恐らくこれを見ている人は「自分はできない」「勝てればいいだろ!」「ポイントが大事!成長なんて後!」と、勝ち負けを重視するのにも関わらず目先の勝ち負けだけ重視し明日に繋がる成長を放棄しているのだ。
考えてほしいのだが、今までやってきたゲームで成長しないで勝てた敵などいるだろうか?
RPGであればレベル上げ、アクションであれば新しい技や行動、FPSであればキャラの理解やエイム練習などなどあげられるだろう。
格ゲーは1ミスが大きく他ゲーより挑戦できる機会が少ない。
それにより挑戦や実戦での練習を放棄し、成長を諦めるのであれば勝てないのは当然だろう。
スタックしている、勝率が低い事が悩みなら現状を変えるしかないのだ。
必ず動けば何かが変わるため目先のポイントなんてものは全て捨てるとまでは言わないが、一日5敗するまでは新しい事に挑戦すれば確実に上手くなれるはずだ。
ゲームが下手な私が言うのもなんだが、貴方は恐らく全てのゲームが上手い訳ではないし、下手な部類だ。
他のゲームに行って楽しい思いをするのもいいかもしれないが、そのゲームでも上を目指せば確実に苦しい時期はくるだろう。
その時にまた同じ事を言って諦めるのだろうか?
格ゲーにせっかく触れたのなら、是非とも上手くなるとは何か?を考えてほしい。
恐らくだが今の貴方が勝てないのは成長を放棄し挑戦を行わないからだ。
格ゲーを楽しく遊ぶには?
格ゲーを楽しく遊ぶには下記が挙げられるだろう。(ワイワイ遊ぶなどは抜きとさせてもらう)
1.知識を集めて知恵にする過程を楽しむ
2.新しく取り入れたい要素を負けてもいいから挑戦する
3.ポイントは現在の自分の腕前を示す物だと理解する
4.自分の手札は何があるかを整理する
5.足りてない部分、伸ばしたい部分を練習する
6.くだらない、荒しなどと言った言葉をやめる
まずこれらをこなしていけば、確実にマスターにはいけるはずだ。
マスターに行ってもこの考えは恐らく重要だろうと、管理人は考えている。
1つずつ解説していこう。
1.知識を集めて知恵にする過程を楽しむ
ディスコードのサーバーで他の方と遊ばせてもらう際に、知識だけ豊富な人が多くみられる。
だが、知識を持っているだけで特定の状況+特定のキャラにしか知識がないため旨味が少ない。
例えば、シミ―が強い!波動拳が強い!このコンボが強いなど様々な知識があるだろう。
考えてほしいのだが「何故その行動は強いのか?何故その行動ができるようになるのか?」ここまで考えた事はあるだろうか?
シミ―を例として考えてみよう。
相手の投げを読んで後ろに下がり手痛い攻撃を狙う行動をシミ―と呼ぶが、この行動も以下の最低要素があってから始めて機能する技なのだ。
・投げを見せて投げを嫌がった相手に機能する
・シミー読んでいる相手に対するカウンターの用意
・相手の投げスカりを見て攻撃する動いた確認
この3点が最低できなければ、セットプレイのような動きとなり行動は強いものの一種の運ゲーとなる。
また、何故強いか?となってくれば下記の点になるだろう。
・投げ抜けに強烈なリスクを植え付けさせ投げを通しやすくなる
・投げ抜けの回数などが計測できればシミーと投げどっちが有効か判断できる
・他の起き攻めなどが意表を突くようにでき2択以外を押し付けれる
などなど、相手に凄まじいプレッシャーを与えれる事がシミーの強さと気づく事ができる。
このように、知識を収集するだけではなく知識を如何に活用していくか?という知恵に昇華する作業を地道に行っていけば勉強の幅も広がっていくだろう。
2.新しく取り入れたい要素を負けてもいいから挑戦する
例えば…新しいコンボ、テクニック、システムの活用など取り入れられてない要素は多数あるだろう。
これを試合中に「2回は挑戦する」「5回は挑戦する」と、設定して挑戦してみよう。
トレモで只管練習も大変すばらしいのだが、ランクを上げたい!が現在の最終目標なのだったらそこにたどり着くまでの目先の目標を設定するのだ。
例えば大p→キャンセルラッシュ→2大p→昇竜拳のコンボを練習したのなら、中足などに負ける事は前提で大pを振って当ててコンボを決めれたら試合には負けても貴方の中では勝ちとなる。
こういった細かい目標を細かく設定して、どこで出来ていなかった?という事を考えよう。
3.ポイントは現在の自分の腕前を示す物だと理解する
中には「ダイヤだけどマスターの人に勝てるんだよね~w」「ゴールドだけどダイヤの人に1回勝てたし~w」などと自分の過去の戦績を誇る人もいるだろう。
だが、現在のランクはどうだろう?
勝率は決して高くなくスタックや下降、たまに上がるけども長期で見たら維持程度…。
過去に格上に勝てたのは読み合いのレベルの差で起きている事象であり、全く実力が上という証明にはならない。
ランクポイントは自分の「テクニック」「コンボ」「読み合い」などの総合力を合わせた数値だ。
ランクを100戦やってもロクに上がらないのは間違いなく貴方の実力の総合力不足からくるものだ。
逆にランクをやっていなければ自分の実力はどこだろう?と行ってみる事をおススメする。
ランクに出て「疑問」「足りてない部分」を理解し、トレモで解消していけば確実にポイントは上がっていくだろう。
そのため、目先のポイントなんてものは全て捨てて新しい事ができればすぐに元のポイントより上に行けるだろう。
4.自分の手札は何があるかを整理する
例えばだが貴方が使用しているキャラの強い技は何だろうか?
本田なら頭突きや百貫落とし、ケンなら中足や運びコンボや端攻めと様々だろう。
だが、この項目で聞きたいのは…
「キャラの強い技ではなく貴方が使える強い技や行動は何ですか?」
という事だ。
例えば管理人はモダンケンを使っている時に以下が自分の中の強いメインの技や行動だった。
・中足→迅雷
・中足キャンセルからの各種コンボ
・大pからの高火力コンボ
・シミーや投げでの圧
これでプラチナでスタックしたりダイヤでスタックしたりしていた時に、ダイヤ4で過去最高の壁を感じた。
そこでアドバイスを上手い人たちに聞いたら「弾を使えば?」「大pをもっと使ってみたら?」「龍尾脚を不意打ち程度に使ってみたら?」「地上戦を理解すれば?」と様々なアドバイスを貰った。
色々練習を行い最終的にマスターに行った時の自分の強い技や行動を整理すると下記になった。
・中足→迅雷
・地上戦での差し返し狙い大k
・大p→迅雷や波動
・波動と昇竜を使った飛ばせて落とす行動
・昇竜ヒット後生ラッシュコパガードで択をかける
・中足キャンセルからの各種コンボ
・端での迅雷コンボ
・大pや中足からのリーサルコンボ
・迅雷中段ヒット確認SA3リーサル
・投げを多めにしてシミーの圧をかける
これだけの自分の手札が増えたのだ。
勿論アドバイスを貰ったり、YouTubeの動画などでも様々な情報があるが、そこで重要なのは自分の手札を増やすにあたって必要か?不必要か?の取捨選択が大事だ。
手札を増やしていけば攻め手が増えるだけでなく相手は警戒する物が多くなり、本命の大pなどが笑えるぐらい入るようになっていった。
このように一度手札を整理していただき、自分は何ができるか?自分の武器は何か?を理解する事を強くおススメする。
5.足りてない部分、伸ばしたい部分を練習する
足りてない部分や伸ばしたい部分を考えよう。
例えば守りが甘いならしゃがみガードを意識したり、暴れるべきポイントでは暴れる事などが挙げられるだろう。
攻めでコンボ精度が実戦だと悪いならトレモで反復を行いランクマやマネモンくんで練習するのも多いにありだろう。
逆に伸ばしたい部分は何になるだろうか?
貴方が守りが上手いならコパ暴れからのコンボ意識を持つ事や、中段にはジャスパを取る事があげられる。
攻めが上手いのならタゲコンのヒット確認や、差し合いの精度や地上戦の更なる理解などもあるだろう。
自分には何が足りてないのか?何を伸ばした方が良いのか?
これらの理解をして、総合力をあげるように練習する事も強くおススメする。
無意味な状況限定の難しい最大コンボや、ジュリの風水を始めとする活用が難しいもの、頻発しにくい場面でのコンボ、ヒット確認猶予15fレベルの難しいヒット確認、プロの真似などという無意味な行動にかまけている場合ではないのだ。
もっと先にやるべき物があり、あくまでそれらの難しい練習は息抜きだと捉えよう。
6.くだらない、荒しなどと言った言葉をやめる
よく見かけるのは以下のような物だろう。
「コマ投げとかパナシくだらねー!荒しじゃん!」
「こいつの技おかしいだろ!俺の方が偉いのに!」
「弾と昇竜だけで勝って嬉しいか?クソモダンが!」
「暴れとか割り込みすんなよ!黙って喰らっとけ!」
などなど、多数あげられるだろう。
勿論これらの言葉は人に見られない場所で誰にも聞かれないなら言っていいだろう。
くだらない、荒し等と認定してまともにやらない俺カッケーwと思っているのなら、それは相手側からしたらどうだろうか?
良い気持ちはしない上に自分の好きなプレイをしただけなのに煽られる…こんな理不尽な事はない。
でもくだらなくね?と思うのであれば貴方は自キャラの強い技などを使わないでプレイしてもらいたい。
強い技をくだらないというのなら貴方自身は使っていませんよね?
また、TwitterやYouTube、プレイヤー名などを見ると驚きの文句なども見られた。
・弾と昇竜が一緒にあるのはおかしい!つまらない!
・ガン待ちはつまらない!
・中足と柔道の運ゲー
などなど凄まじい熱意のあるコメントなどが見られた。
どうだろう?このように人の意見は千差万別で貴方自身のキャラも批判されているだろう。
対応する知識もないのに自分勝手に語るような人間が読み合いが出来る訳もないのだ。
おわりに
いかがだっただろうか?
格ゲーで挫折している方などに向けた記事だ。
書いている本人は決して上手くもなく1600なんて踏める気がしない人間だ。
だが、もしこの覚書のような本記事でトドメをさされたor上手くなりたいと思っていただけたなら幸いだ。
恐らくトドメをさされてアンインストールする意思が固くなった人は別ゲーをした方がいいだろう。
無数にあるゲームでわざわざ流行っているという理由だけでプレイをして苦痛を感じるのは余りにも時間の無駄だからだ。
だが、上手くなりたいと感じたのなら当ブログは他にも地上戦についてや用語について細かく紹介している。
貴方がマスターまで行ける時のほんの一助になれば幸いだ。
では、また次の記事で。
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